コンテナハウス店舗のメリット・デメリットとは?開業資金や成功するポイントも解説

「コンテナハウスで店舗を持ちたい」「開業したいけど成功するか不安」といった方は多いのではないでしょうか。コンテナハウスで店舗を構え、成功させるためには、ポイントや注意点を押さえておくことが大切です。

この記事では、コンテナハウス店舗での開業を成功させるためのポイントや注意点を紹介します。

コンテナハウス店舗ならではのメリット

コンテナハウス店舗には、以下のメリットがあります。

・デザインの自由度が高い
・増築や減築ができる
・災害に強い

ここではコンテナハウス店舗の特徴やメリットについて詳しく解説します。

デザインの自由度が高い

コンテナハウスはデザインの自由度が高く、自分好みに内装や外装のアレンジができる点が魅力です。また、すでにおしゃれな内装を施した状態で販売されているコンテナハウスもあります。

よくあるコンテナハウス店舗では、壁面をガラス張りにし、外から室内が見えるようなデザインが多く用いられています。また外壁にウォールアートを使い、ポップなイラストを描けば、目に留まる人も多いでしょう。

増築や減築ができる

コンテナハウスは通常の店舗とは異なり、増築や減築がしやすいのが大きな魅力です。コンテナハウスでネックになりやすい空間の狭さも、コンテナを隣に並べて壁を抜くことで広い空間が作れます。

またコンテナを上に重ねて二階建てにすることも可能です。トイレやお風呂といった水回りだけを増やすことも可能なため、必要に応じて柔軟に対応できます。

減築する人はあまりいませんが、スタッフの人数や店舗の規模に応じて空間を狭めるのも良いでしょう。

災害に強い

コンテナハウスはサイズが小さいことから、災害に弱いと思っている方もいるかもしれません。しかしコンテナハウスは頑丈な造りであるため、地震や台風といった災害にも強い点が魅力です。よほど大きな災害でない限りは、災害の影響を最小限に留めて店舗運営を継続できます。

材料自体の強度も非常に高く、シェルターとしても利用できます。日本は災害の多い国であるため、万が一の際には避難場所にすることが可能です。

コンテナハウス店舗のデメリット

コンテナハウス店舗での開業は、いくつかのデメリットも理解したうえで判断しましょう。事前にデメリットを知っておくと、対策しやすくなります。

コンテナハウス店舗のデメリットは、主に次のふたつがあげられます。

・設置場所が限られる
・簡単に移動できるとは限らない

設置場所が限られる

コンテナハウスを設置するときは、相応のスペースが必要です。通常の建築物に比べると手軽に移動・設置できるとはいえ、最低限のスペースは確保しなくてはなりません。

設置場所を考えるときは単純なスペースの広さのみではなく、コンテナハウスの搬入経路も考慮する必要があります。電線や樹木などの障害があったり、搬入経路がコンテナハウスの幅よりも狭かったりすると、そもそも運び込むこと自体が不可能です。

コンテナハウスを問題なく設置場所まで搬入できるルートはあるかも含めて、スペースを確認しましょう。

簡単に移動できるとは限らない

コンテナハウスを店舗として使用する場合、電気・水道・ガスを取り付ける必要があります。反対に、移動時は取り外す手間がかかる分、簡単に移動できるとはいいきれません。
一度設置したコンテナハウスを移動するときは、電気・水道・ガスを外したうえ、本体も分解します。移動先で新たに基礎工事を施すこととなるため、移転した直後に営業開始できるわけではないことを念頭に置いて、スケジュールを考えることが大切です。

コンテナハウス店舗を出店する際の開業資金について

コンテナハウス店舗は通常のお店より、安価で開業できるイメージを持っている方も多いでしょう。しかし、実際にどのくらい費用が必要なのかきちんと把握しないまま開業すると、想定以上の費用がかかり、開業に時間を要するおそれがあります。

ここで紹介する、コンテナハウス店舗を出店する際の開業資金を参考にしてみてください。

コンテナハウスの費用

コンテナハウス本体の費用は、新品か中古か、どれくらいのサイズかによって変わります。中古の場合、小さいもの(12ft)で16万円〜、大きいもの(40ft)で28万円〜程度です。

中古であればかなり安くコンテナハウスを入手できますが、新品であれば諸経費込みで100万円を超えることも多いです。

40ftの場合は200万円以上の金額となるため、開業資金を抑えたい場合は、コンテナハウス選びを慎重に行いましょう。開業する店舗の種類や規模に合わせて検討してみてください

その他の開業費用

コンテナハウスをお店として利用する場合は、基礎工事や電気工事、設備工事、外装などの工事費用が発生します。ほかにも壁材や床材、天井材などの内装費用、サッシ・ドア、照明・エアコンなど、合計すると費用は130万円程度です。

なお、外装・内装の工事費用は店舗のデザインや設備によって価格が上下します。コンテナハウスに必要な厨房機器の費用については、以下の記事で詳しく紹介しているため、ぜひ参考にしてみてください。

ランニングコスト

お店を開業するうえでは、ランニングコストについても考えておかなくてはいけません。ランニングコストは開業する店舗のジャンルによっても大きく異なりますが、主に以下の4つが必要経費になります。

・固定資産税
・シロアリ駆除・予防
・防錆加工
・雨漏り対策

雨漏り対策や防錆加工などは、テナントを借りて開業する際には必要ないでしょう。コンテナハウスの場合は、コンテナ本体をお店として利用できる状態にしなくてはいけないため、必要となります。

コンテナハウス店舗をする際の注意点

コンテナハウス店舗を始める前に、以下の点に注意しておく必要があります。

・コンテナ自体の大きさは変えられない
・必ずしも開業資金が安くなるわけではない
・建築確認申請が必要になる
・JIS規格のコンテナハウスを選ぶ

ここでは、コンテナハウス店舗を使う際の注意点について詳しく解説します。

コンテナ自体の大きさは変えられない

コンテナは床・壁・天井・面積などが決められているため、大きさが変えられない点に注意が必要です。「事業が軌道に乗ってきたからお店を広くしたい」ということは原則できません。

しかし、複数のコンテナを横に並べ、連結して広くする方法があります。その分コストはかかってしまいますが、事業の成長に応じて買い足せるのはメリットです。また、コンテナの外にウッドデッキを設置し、オープンテラスにするのも良いでしょう。

ほかにも、コンテナの強度を生かし、縦に積み重ねて2階建てや3階建てにするのも、ひとつのアイデアです。

必ずしも開業資金が安くなるわけではない

コンテナハウスの店舗はコストがかからないイメージを持っている方も多いと思いますが、場合によっては木造住宅の建築費用と変わらない可能性もあります。

コンテナのサイズや行う事業によっても費用は大きく異なりますが、開業には、店舗の土地代や内装・外装工事費用などが多くかかるものと念頭に置きましょう。また固定資産税の対象でもあるため、税金を支払う必要もあります。

ほかにも店舗を構えるにあたり、広告費や設備投資資金なども必要になるでしょう。開業資金と運営費に余裕を持っておくことが大切です。

コンテナハウスの固定資産税について、以下の記事で詳しく紹介しているため、ぜひ参考にしてみてください。

建築確認申請が必要になる

随時移動できないコンテナハウスは、建築基準法の対象となるため、事前に建築申請が必要です。国土交通省によると、コンテナハウスは建築基準法第二条第一号に規定する「建築物」に該当するとされています。

出典:「コンテナを利用した建築物の取扱いについて」(国土交通省)

建築物に該当する以上、通常の店舗や住宅と同じく、建築基準法にもとづいた届出を行った上で確認済証の交付を受ける必要があります。届出を行わなかったり、建築基準法に反する事項が発覚したりした場合は、違法建築物として是正の指導・命令の対象です。

ただし、上記の建築物として該当するのはあくまで随時移動できないタイプのコンテナハウスです。必要に応じていつでも場所を変えられる移動式のコンテナハウスは建築物ではなく「車両」とみなされ、対象外となります。

JIS規格のコンテナハウスを選ぶ

店舗に使うコンテナは、必ずJIS規格に合ったものを使用しましょう。JIS規格のコンテナハウスは、建築基準法に対応するように作られています。規格から外れているコンテナハウスは、建築確認申請に通りにくいため注意しなくてはいけません。

JIS規格に適合したコンテナの多くは国産です。中古で安く販売されている海外コンテナは、規格に当てはまらないケースが多く、建築確認申請に通らないおそれがあります。

コンテナハウス店舗で成功する5つのポイント

開業するうえで、きちんと成功のポイントを押さえておくことが大切です。ここでは、コンテナハウスの店舗で成功するポイントを5つ紹介します。

運転資金を十分に用意しておく

新しく店舗を建てるつもりで、当面の運転資金を確保しておくことが大切です。コンテナを利用しているといっても、開業資金や運転資金はある程度かかります。複数のコンテナハウスを使用する場合は、さらに資金がかかるでしょう。

行う事業によっても運転資金は異なりますが、「何にどのくらいお金がかかるのか」をリストでまとめておくことが重要です。また、開業にあたり銀行から融資を受ける際は、返済計画もきちんと立てておく必要があります。

十分なスペースがあるか確認しておく

コンテナの中を見たことがない方は、店舗を構えるにあたり、十分なスペースがあるか確認しておくと良いでしょう。場合によっては、天井の低さが気になるかもしれません。

コンテナは基本的にサイズを変えることができないため、使えるスペースは限られてきます。コンテナ内に物や設備を置けば、その分スペースが削られ、圧迫感を感じてしまうおそれもあるでしょう。

開業で失敗しないためにも、コンテナハウス店舗は自分の事業に適しているか、営業している様子をイメージしながら確認してみてください。

断熱対策をする

鉄でできているコンテナハウスは熱を通しやすいため、断熱対策が大切です。夏になれば日差しや外気の影響を強く受け、エアコンをつけていても暑い可能性があります。 断熱対策は、業者に断熱工事を頼むのがおすすめです。断熱工事には「内断熱」「発泡ポリウレタンフォーム」「外壁断熱」の主に3種類あります。それぞれかかる値段やメリット・デメリットが異なるため、専門の業者から直接話を聞いてみると良いでしょう。

おしゃれな外観・内装にする

コンテナハウス店舗は、内装・外装を自由にカスタマイズできる分、ある程度センスが問われます。おしゃれなデザインや個性的なデザインにできれば、多くの人の目に留まりやすくなり、宣伝になるでしょう。

X(旧Twitter)やInstagramなどのSNSで話題になるような、個性的なデザインを狙ってみるのもおすすめです。しかし、奇抜さを狙うあまり、お店の雰囲気とマッチしなければ、評価は下がってしまうかもしれません。

コンテナハウスを活用したおしゃれな店舗作りについては、以下の記事でも詳しく解説していますので、併せてご覧ください。

プロモーションにSNSを使う

「インスタ映え」しやすい外観であれば、積極的にSNSで宣伝していくのがおすすめです。いまは多くの人がX(旧Twitter)やInstagramといったSNSを利用しているため、プロモーションはSNSで話題性を狙うのが良いでしょう。

コンテナハウスの外観をウォールアートで個性的にし、おしゃれなフォトスポットなどを設置すると、お客さんがSNSにアップしてくれる可能性も高くなります。フォロワー数の多いお客さんがアップすれば、拡散され、お店の知名度が上がるでしょう。

コンテナハウス店舗を持つならHIRAKELがおすすめ

コンテナハウスでの店舗開業をお考えなら、おしゃれなモバイルコンテナが手に入るHIRAKELがおすすめです。


HIRAKELが提供しているモバイルコンテナはコンテナハウスのような見た目をした店舗です。車輪が付いており、移動可能なため建築確認が要りません。低予算・短納期で、おしゃれなモバイルコンテナをオープンすることができます。

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まとめ

コンテナハウス店舗は、内装や外装を自由にアレンジでき、移転もしやすいなどのメリットがあります。しかし、店舗の土地代や内装・外装工事費用などの初期費用が大きくかかる点に注意が必要です。

「試したいけど、お金や時間の問題で気軽にできない」「独立したいけど蓄えもなく、予算がない」といった方は、低予算で屋台を出店できるHIRAKELをぜひご利用ください。

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