コンテナハウスで飲食店舗を開業するメリット!費用や注意点は?

おしゃれな外観の飲食店を始めたいなら、選択肢のひとつとしてコンテナハウスの活用が挙げられます手軽なキッチンカーも良いけれど、腰を据えて店舗を構えて営業したい、と考える方におすすめです。

とはいえ、コンテナハウスで飲食店を開業するにあたって、メリットやデメリット、開業にかかる費用など、気になることも多いでしょう。

ここではコンテナハウスの飲食店について、メリット・デメリットと費用相場、開業時の注意点を紹介します。

コンテナハウスで飲食店舗を開業するメリット・デメリット

コンテナハウスを活用した店舗は、世界中に存在します。住宅として利用する人もいるほど、ポピュラーな建物ともいえます。

そんなコンテナハウスで飲食店開業を目指すなら、知っておきたいのがメリットとデメリットです。自分の営業スタイルにコンテナハウスが合っているのか、正しく判断するためにも、メリットだけではなくデメリットの面からも検討してみましょう。

コンテナハウスで飲食店を開業する場合のメリット・デメリットは、それぞれ次のとおりです。

メリット

コンテナハウスとは、船舶・鉄道などで利用される、物資輸送用の箱を利用した建物のことです。さまざまな物資を長期間輸送できるよう丈夫に作られているコンテナを活用するため、以下のようなメリットがあります。

工期が短い

コンテナハウスは、組み立てられた状態で納品されるため、現地で長期間の工期を設ける必要がありません。内装も、業者の工場内であらかじめ作成されてから運ばれます。

一般的な建物が現地で長い時間をかけて建設していくことに比べると、工期を大幅に短縮できるメリットがあります。

重量鉄骨造でも建設費用が安い

コンテナハウスは、安価なイメージを持つ方も多いでしょう。実際は、一般的な木造建築と建設費用に大きな差がありません。

しかし、コンテナハウスは木造建築ではなく、重量鉄骨で作られているものです。重量鉄骨造の建物を建設する場合と比べると、コンテナハウスの建設費用は安価で済むうえ、木造建築よりも優れた耐久性と強度があります。

カスタマイズしやすい

コンテナハウスは1台のみでコンパクトに利用するほか、複数を組み合わせて大型店舗にすることもできます。内装や外装も自由に変えられるため、無骨なコンテナをそのままデザインとして活かしたり、素材の貼り付けやペイントでオリジナルデザインを施したりするのも良いでしょう。

移転しやすい

1台だけのシンプルなデザインなら、コンテナハウスの状態を維持したまま移転させることもできます。基礎や配線など細々とした工事は必要ですが、建物そのものを最初から作るより費用も工期も抑えられるため、店舗の移転が容易です。

個性的な外観で宣伝効果がある

コンテナハウスの形状そのものが、大きな広告塔となりえます。店舗の集客を助けるポイントのひとつは、初めて訪れる人が迷わず見つけられるような、個性的な外観や看板の存在です。形状が個性的なコンテナハウスは、「コンテナハウスのお店」と口コミでも広がりやすく、高い宣伝効果を期待できます。

コンテナハウスで開業する際のメリットや開業資金を更に知りたい方は、以下の記事も併せてご覧ください。

デメリット

メリットの多いコンテナハウスによる飲食店開業ですが、一方で以下のようなデメリットがあることも理解しておく必要があります。

×コンテナハウス自体の大きさを変えられない

コンテナ本体を外壁に利用するため、建物の大きさを変えることが困難です。複数のコンテナハウスをつなげれば店舗面積を広げることはできますが、天井の高さを変えたり、面積を狭めたりすることはできません。

×意外と建設費用がかかる

前述のとおり、コンテナハウスは木造建築と同等の費用がかかることがあります。1台でシンプルな店舗を作るのであれば大きな出費にはなりませんが、ある程度の広さを求めるとなると、通常の建築物よりも高くつく可能性もあることに注意しましょう。

×コンテナハウスを設置する土地が必要

コンテナハウスで飲食店を開業する際は、コンテナハウスを設置する土地が必要です。土地はどこでもよいわけではなく、コンテナハウスを運び込める場所でなくてはいけません。

コンテナハウスは現場で組み立てる部分もありますが、ある程度はメーカーで組み立ててから現地に運びます。コンテナ輸送車が入らない狭い場所では設置できない点に注意しましょう。

×断熱や錆対策が必要

コンテナハウスは鉄でできており、熱が伝わりやすいのが特徴です。コンテナハウス内は外の気温の影響を受けやすいため、対策をしないと、夏は暑く、冬は寒くなります。飲食店を開業する際は、断熱や錆対策をしましょう。

コンテナハウスで店舗開業する際に気を付けたい点は、以下の記事でも詳しく解説していますので、併せてご覧ください。

コンテナハウスで飲食店舗を開業するときの費用の相場

コンテナハウスを利用して飲食店を開業する場合、事前に理解しておきたいのが費用相場です。ここではコンテナハウス本体にかかる費用相場や、工事などの初期費用について紹介します。

コンテナハウスの費用

コンテナハウスは新品のものを購入するほか、中古品を購入して再利用する方法もあります。仮に中古コンテナハウスを購入した場合、かかる費用相場は小さいもので16万円からです。

サイズ別に大まかな費用相場をあげると、以下のとおりです。

・12ft:約500,000円~
・20ft:約600,000円~
・40ft:約900,000円~

上記はあくまでコンテナハウス本体のみの価格のため、飲食店として利用するための施工費などは含まれていません。

初期費用

コンテナハウスを飲食店として利用できるようにするためには、基礎工事や電気工事、水道やガス、内装などの設備工事も行う必要があります。コンテナハウス本体以外にかかる初期費用はおよそ100~300万円ほどで、大まかな内訳は以下のとおりです。

・基礎工事:約100,000円~
・電気工事:約90,000万円~
・設備工事:約100,000万円~

相場の100~300万円には、上記の工事費用に建材費なども加算されています。

その他の費用

コンテナハウスも建物(固定資産)に分類されるため、固定資産税が発生します。ほかにも長く建物を維持するための防錆加工やシロアリ駆除・予防費用など、定期的にかかる各種施工費が必要です。

また、従業員を雇う場合は給料や社会保険料なども発生します。経営したい飲食店の規模や内容に対して、どの程度の費用がかかるのが、事前によく調査しておきましょう。

コンテナハウス店舗開業にかかる資金については以下の記事でも詳しく解説していますので、併せてご覧ください。

コンテナハウスで飲食店舗を開業するときのポイント

最後に、コンテナハウスで開業するときの注意点を2つ紹介します。事前に理解したうえで対処しておかなくては、行政とのトラブルに発展する場合もあるため、ぜひ参考にしてみてください。

コンテナハウスをJIS規格に適合させる

コンテナハウスを選ぶときは、JIS規格に適合しているかどうかを基準にしましょう。JIS規格は日本独自のため、海外製のコンテナハウスを利用する場合、規格に当てはまらない場合が少なくありません。

JIS規格適合の有無は、構造体が日本の建築基準を満たしているかどうかを判断するためのものです。基準を満たしていないコンテナハウスは違反建築物と認識され、行政による是正指導や是正命令の対象となります。

飲食店開業に必要な資格を取得する

コンテナハウスで飲食店を開業するには、通常の飲食店と同じく、食品衛生責任者の資格取得もしくは保有者の配置や、防火管理者の選定(収容規模が30人以上の場合)も求められます。

また、テイクアウトで酒類の販売を行う場合は酒類販売業免許、手作りのお菓子やパンを販売するのであれば菓子製造業許可も必要になってきます。飲食店といっても、販売するものによって必要な資格が変わる点に注意しましょう。

また、資格取得の流れや方法は、各自治体や各保健所によってルールが異なります。許可申請をする前に管轄の保健所で確認することをおすすめします。

必要書類に漏れがないか確認する

飲食店を開業するための必要な書類に漏れがないか、入念に確認しましょう。準備を要する書類は以下のとおりです。

・食品営業許可申請
・防火対象物使用開始届出書
・各種保険加入手続き
・個人事業の開廃業届出書

また、飲食の形態によっては、以下の書類も申請する必要があります。

・深夜酒類提供飲食店営業開始届出書
・菓子製造業許可
・防火管理者選任届

上記は飲食店の開業に必要な書類ですが、開業によって個人事業主になる場合は「青色申告承認申請書」を提出することをおすすめします。

個人事業主の確定申告では「白色申告」「青色申告」の2種類がありますが、青色申告のほうが税金を安く抑えることが可能です。白色申告よりも作成には手間がかかりますが、少しでも節税したい場合は青色申告にしましょう。

コンテナハウスの活用例をチェックする

コンテナハウスは一個あたりのサイズが決まっていて、基本的にサイズを変更することはできません。そのため「飲食店の規模が限られるのでは」「狭くて多く客を呼べない」といった不安を持っている人もいるでしょう。

しかし、コンテナハウスは複数使用すればさまざまな活用が可能です。例えばコンテナハウスを隣に並べて壁を取り除き、連結して空間を広くするのもよいでしょう。また縦に積み重ねて2階建て、3階建てにすることも可能です。

書籍やインターネットなどに記載されているコンテナハウスの活用例をチェックし、どのようなお店にするのか参考にしてみるとよいでしょう。またコンテナハウスの活用例については、以下の記事でも紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

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まとめ

コンテナハウスで飲食店を開業すると、個性的な外観で話題を呼ぶことができます。コンテナ本体の耐久性や強度も高く、移転もしやすいため、長く営業したい方にもおすすめです。

ただし、コンテナハウスも一般的な木造建築に近い費用がかかる点を理解しておきましょう。手軽に個性的な飲食店を開業したい方は、コンパクトで個性的なモバイルコンテナを提供しているHIRAKELをぜひご検討ください。

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