喫煙ブース設置時に踏まえたい6つのポイントとは?注意点も紹介

喫煙ブースには、排気方法やサイズなど、特徴の異なる製品が販売されています。そのため、どのような点に注意して喫煙ブースを選べば良いか、悩んでいる方も多いのではないでしょうか。この記事では、喫煙ブースを選ぶポイントや注意点を紹介します。

喫煙ブースを選ぶ6つのポイント

さまざまなメーカーから、サイズや特徴の異なる喫煙ブースが販売されています。ここでは、喫煙ブースを選ぶ際のポイントを6つ紹介します。

1.排気方法

喫煙ブースの排気方法には、「屋内排気」と「屋外排気」があります。

【屋内排気】

タバコの煙を喫煙ブース内で浄化し、屋外に排出する方法です。建物側の工事が必要なく、簡単に設置できる点がメリットとして挙げられます。デメリットは、排気設備のメンテナンス費用がかかる点です。

【屋外排気】喫煙ブース内でタバコの煙を集め、屋外に排出する方法です。ガイドラインに沿った分煙対策ができることと、排気設備のメンテナンスコストがかからない点がメリットといえます。デメリットは、屋内の喫煙ブースであれば、排気ダクトを設置するために建物側にも大規模な工事が必要になる点です。

2.利用人数(1人or複数人)とサイズ

喫煙ブースの利用人数に合わせ、サイズを選ぶのもポイントです。喫煙ブースの多くは1〜4人用ですが、10人用の大きいサイズを販売している企業もあります。また、「1人用」「3人用」ではなく、「Sサイズ」「Mサイズ」といった表記の喫煙ブースもあります。

適切なサイズが分からない場合は、以下を参考にしてみてください。

・立位: 1.2m2/人程度

・座位: 1.8m2/人程度

上記は、厚生労働省が定めた『喫煙者1人あたりの専有面積の目安』です。多くの喫煙ブースには、サイズに適した利用人数が記載されていますが、記載されていない場合は、上記を参考に利用人数を割り出してみてください。
出典:「受動喫煙防止対策助成金に関する質疑応答集(Q&A)について」(厚生労働省)

3.排気風量

排気風量とは、外部に空気を排出する風量のことです。換気扇や天井線といった排気装置の排気風量が弱いと、喫煙ブース内にタバコの煙が充満し、喫煙ブースのドアを開け閉めする際にタバコの煙や臭いがブース外に漏れてしまいます。

厚生労働省が提示している『職場における喫煙対策のためのガイドライン』によると、喫煙ブース外へタバコの煙が漏れないよう、喫煙ブースの出入り口において、喫煙ブースに向かう0.2m/s以上の空気の流れを確保する必要があると定めています。

受動喫煙を防止するために、喫煙ブースを選ぶ際は、一定の排気風量が確保されているかを欠かさずチェックしましょう。
出典:「効果的な分煙対策を行うための留意事項」(厚生労働省)

4.フィルター

喫煙ブースにおける排気システムのフィルターは、有害物質や臭いを取り除く重要な役割を担っています。喫煙ブースで使われているフィルターの性能をチェックし、タバコの煙をどの程度除去できるのか確かめましょう。

屋内排気型の喫煙ブースで使われているフィルターは、主に、プレフィルター、HEPA(へパ)フィルター、活性炭フィルターの3つのフィルターで構成されています。

【プレフィルター】

空気中の大きなゴミを取り除くフィルターです。フィルターが何層もある場合、最初に設置されます。洗浄できるものも多く、手入れしやすい点が特徴です。

【HEPA(へパ)フィルター】

空気清浄機にも使用される高性能フィルターで、0.3μ(マイクロ)メートル以上の浮遊物質を捕集します。空気中の有害物質を除去する役割があります。

【活性炭フィルター】

活性炭を使用し、有害物質や臭い、汚れなどを取り除くフィルターです。微細な気孔により表面積が広く、臭いの原因分子を取り除いてくれます。

5.リースorレンタルor買取

喫煙ブースは、リースやレンタルも可能です。リース、レンタル、買取のメリット・デメリットを比較し、予算やニーズに応じて選んでみてください。

メリットデメリット
リース・レンタルと異なり新品の製品を借りられる・月々のリース料金がかかるが、買取よりも初期費用が抑えられる・リース契約の期間が終了したら返却しなければならない。延長する場合には、再リース料を支払い、契約を更新する必要がある・原則的に中途解約はできない・保守点検が借主の義務となっているため、メンテナンス費用がかかる
レンタル・導入時の費用が少ない・リースと異なり保守点検の義務がなく、メンテナンス費用もかからない・基本的には中途解約も可能・中長期的にレンタルする場合には、リースや買取よりも費用が多くかかる
買取・初期費用はかかるものの、長期的に見れば経済的・「受動喫煙防止対策助成金」の対象にもなり、最大で100万円の助成金が受けられる場合がある・製品の購入代や設置費用など、初期費用が多くかかる(一般的には100万円以上)

出典:「受動喫煙防止対策助成金」(厚生労働省)

6.助成金の対象製品か

一定の技術的要件をクリアした喫煙ブースを導入することで、国や都道府県より「受動喫煙防止対策助成金」の交付が認められる場合があります。また、自治体によっては、喫煙ブースの設置に対して助成金や補助金を支給している場合があるため、ぜひ自治体のホームページからチェックしてみてください。

工事の発注や施工前に申請が必要であり、審査を経て交付決定してから発注しなければ、助成金の交付を受けられないため、注意が必要です。申請期間にも気をつけましょう。
出典:「受動喫煙防止対策助成金」(厚生労働省)

喫煙ブースに設置する灰皿は何がおすすめ?

喫煙ブースを設置する際には、灰皿も一緒に検討しましょう。灰皿には、主に以下の4種類があります。

・スタンドタイプ:灰皿と台座がポールでつながっている灰皿。

・くず入れ兼用タイプ:くず入れも付いている灰皿。

・自動消火・消煙機能付き灰皿:タバコの火を自動で消化・消煙する灰皿。

・脱臭機能付き灰皿:タバコの臭いを除去できる灰皿。

上記の特徴に加えて、容量や清掃しやすさなども選ぶ基準にすると良いでしょう。屋内排気システムと一体型の灰皿もあります。喫煙ブースの広さや使いやすさを考慮するのも大切です。

喫煙ブースを設置する際の注意点

法律に沿って設置する

法律によって、喫煙ブースに関する技術的要件が定められています。それが以下の3つです。

・喫煙ブース出入口で、室外から室内に入ってくる気流が0.2m毎秒以上であること

・喫煙ブースが、壁、天井等によって区画されていること

・喫煙ブース内のタバコの煙が、屋外または外部に排気されていること

法律に違反すれば50万円以下の罰則が課される可能性もあるため、きちんと守りましょう。オフィスが賃貸やテナントで工事ができず、上記基準をクリアできない場合は、経過措置として脱煙機能付きであれば室内に設置が可能です。
出典「改正法のポイント」(厚生労働省)

定期的にメンテナンスをする

喫煙ブースの機能を保つためにも、定期的にメンテナンスする必要があります。喫煙ブースとしての機能が落ちれば、煙や臭いを除去できないだけでなく、健康増進法で定められている技術的要件を満たせなくなる場合があります。

給排気設備やフィルターの清掃や交換、吸い殻の処理、壁や床の掃除など、定期的に実施して清潔に保ちましょう。メンテナンスが難しい場合には、喫煙ブースを設置した会社か、専門の業者にメンテナンスを依頼してみてください。

まとめ

喫煙ブースを選ぶポイントは、排気方法や利用人数、排気風量などいくつかあります。法律を守りつつ、ニーズや予算に合った喫煙ブースの設置を検討してみてください。
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