
「いつかはマルシェに出店してみたい」と考えている人も多いでしょう。あまり知名度が高くない店舗でも、出店をきっかけに認知度の拡大が期待できます。
ただし、マルシェに出店する際にはテーブルが必要です。今回は、どんなテーブルを選べば良いのか迷っている方に向けて、テーブルの選び方やブースの作り方などについて解説します。
目次
マルシェ出店で使うテーブルを用意する方法

マルシェに出店する際にテーブルを用意する方法は大きく分けて次の3つです。
マルシェ主催者からの貸出しを利用する
マルシェによっては、主催者側でテーブルやイスなどを貸出しているところもあります。その場合には、特に用意しなくても済むため準備が比較的楽です。
ただし、テーブルやイスなどを借りる場合には、出店料とは別にレンタル料金がかかります。また、事前にレンタルの手続きが必要なため、出店申し込みをする際に、テーブルのレンタルに関することや費用について確認しておきましょう。
自分で用意する
マルシェの主催者側でテーブルの貸出しを行っていない場合や、貸出しをしていても、気に入ったデザインのテーブルがないこともあるでしょう。そのようなときには、自分でテーブルを用意します。
新たに購入するか、すでに持っているテーブルを利用するほか、マルシェ用のテーブルをレンタルしている業者もあるため、選択肢のひとつとして検討してみると良いでしょう。
DIYで作る
テーブルを自作すれば、費用を節約しやすくなります。自分の店舗の雰囲気に合わせたデザインにしたり、自由にサイズ調整したりできるのもメリットです。「マルシェテーブル DIY」で検索すればアイデアを調べられるので、検討してみてはいかがでしょうか。
マルシェ出店で使うテーブルの選び方

新たに準備するという方に向けて、マルシェ用のテーブルの選び方について紹介します。テーブル選びで特に確認すべきポイントは、次の4つです。
・テーブルのサイズ
・折りたたみ時のサイズ
・重さ
・耐荷重
これらのポイントを踏まえた上で、選び方をチェックしましょう。
テーブルの種類で選ぶ
マルシェではアウトドア用の折りたたみテーブルを使用することが多いです。アウトドア用の折りたたみテーブルには、以下のような種類があります。
・脚のみ折りたためるテーブル
・脚+天板を折りたためるテーブル(フォールディングタイプ)
・天板を丸められるテーブル(ロールタイプ)
販売する商品の数や種類などに合わせて選びましょう。また、その際に耐荷重やテーブルそのものの重さもチェックしておく必要があります。
比較的重量のある商品を販売する場合には、耐荷重が低いテーブルだと崩れてしまう可能性があるため注意しましょう。20~50kg程度まで耐えられるテーブルがおすすめです。
また、出店の準備や終わった後の片付けの際には、テーブルを運ぶ必要があります。そのため、持ち運びしやすいかどうかも大切です。
ブースの広さに合わせて選ぶ

マルシェでは出店ブースの広さはさまざまです。そのため、割り当てられたブースの広さをチェックし、広さに合った大きさのテーブルを選ぶことが大切です。
ブースの広さに対してテーブルが大きすぎると、設置することができず、当日になってから新たに手配する必要が出てきます。
反対にブースに対してテーブルが小さい場合には、商品が並べきれなかったり、目立ちにくかったりするため、集客する上でも不利でしょう。
ブース正面に配置するテーブルは、ブースの幅の8割程度の大きさのものにするのが理想です。
・ブース幅3m×3mの場合のテーブルサイズ:2.4m
・ブース幅2.5m×2.5mの場合のテーブルサイズ:2.0m
なるべくタープとセットで用意するのがおすすめです。
持ち運びやすさで選ぶ
会場まで公共交通機関を利用して移動する方や、できるだけ荷物を減らしたい方は、持ち運びやすさも重視しましょう。車で移動するのであれば、トランクに積めれば問題ありません。
しかし、公共交通機関や徒歩での移動の場合、テーブルが大きかったり重かったりすると、かなり苦労することになります。
折りたたみ可能なフォールディングタイプやロールタイプなど、コンパクトにまとめられて自力で持ち運べる重さのテーブルを選びましょう。
マルシェの魅力的なブースづくりに必要なもの

テーブルの他にも、次のようなものを用意すると魅力的なブースが作れます。
テーブルクロス
テーブルをそのまま使うよりも、テーブルクロスをかけた方が商品の見栄えが良くなり、お客様の目にも留まりやすいため、集客に効果的です。
ナチュラルな雰囲気の商品ならリネン生地のもの、かわいい系の商品ならピンク色のものなど、店舗や商品の雰囲気に合うものを選びましょう。
マルシェ終了後に気軽に洗ったり廃棄したりできるように、100均などで手ごろな価格のテーブルクロスや布を購入するのもおすすめです。
また、マルシェではテーブルの下に荷物などを置くこともあるでしょう。荷物がお客様に見える状態だと見栄えがあまり良くありません。その点、テーブルクロスがあれば、ちょうど良い目隠しにもなります。
ディスプレイ什器(棚やトレー)
商品をテーブルの上に平置きしておくよりも、棚やトレーなどのディスプレイ什器に飾った方が見栄えが良くなります。
平置きだと他の商品の陰に隠れて良く見えなくなる商品も出てくるでしょう。お客様の目に留まらず、販売するチャンスを逃してしまうこともあるかもしれません。
その点、ディスプレイ什器を使用すれば高さが出るため見やすくなり、数多く並べられるというメリットもあります。
棚やディスプレイスタンド、フック、布などを使って段差を作るなどして、お客様目線で見やすく魅力的なディスプレイを考えましょう。特に、アクセサリーなどの小さな商品は、お客様の目に入りやすいように工夫して飾ることが大切です。
看板、商品ポップ、ライトなど
マルシェにはたくさんのお店が出店しており、その中から自分のお店に興味を持ってもらうには集客に力を入れる必要があります。そして、集客にはアイキャッチが大切です。
一目見て興味をそそられるような看板や商品ポップがあると、お客様も立ち止まってじっくり見てくれるでしょう。
看板やポップには、商品の説明文や価格をわかりやすく記載することも重要です。どのような商品なのか、価格はいくらなのかが明確でないと、お客様が手に取りづらくなってしまいます。
紙に手書きしたり印刷したりしても良いですが、ホワイトボードや黒板など、内容を書き換えやすいものにするのがおすすめです。
また、夕方や夜間まで出店する場合にはライトも必要です。ライトで看板や商品ポップを照らすと目立つため集客に役立ちます。
包装資材
包装資材にもこだわると、よりお客様に喜んでもらえます。エコな素材で作られたおしゃれな紙袋やかわいいラッピングペーパーなど、商品のデザインやコンセプトに合った包装資材を探してみましょう。
名刺やフライヤー
認知度アップのために、名刺やフライヤーも用意したいところです。作家名やSNS、オンラインショップのURLなどを記載し、帰宅後もじっくり作品をチェックしてもらえるようにしておきましょう。次回参加するイベントの告知をするのもおすすめです。
おつりや決済手段
マルシェは現金決済が一般的なので、多めにおつりを用意しておきましょう。また、最近はキャッシュレス決済の利用者が増加しているため、クレジットカードやQRコード決済に対応する店舗も増えています。
手数料はかかりますが、売上アップにつながりやすく支払い時のトラブルも減らせるため、キャッシュレス決済導入を検討してみましょう。
防寒・暑さ対策グッズ
屋外で開催されるマルシェでは、防寒や暑さ対策も欠かせません。冬は使い捨てカイロや防寒着、夏は日傘や保冷剤、扇風機など、防寒や暑さ対策グッズを用意しましょう。
初めてのマルシェ出店で気を付けたいこと

初めてマルシェ出店をする際には、次のようなことに気を付けておく必要があります。
マルシェの出店条件
マルシェは誰でも出店できるわけではなく、出店条件が設けられていることもあります。例えば、出品者の住んでいる地域が限定されていたり、出品する商品の産地が限定されていたりという具合です。そのため、出品予定の商品が出店条件に合致しているか確認しておきましょう。
また、マルシェによっては出店を決定する前に面接を実施するケースもあります。
マルシェの立地条件
マルシェが開催される場所についてもよく確認しておきましょう。例えば、駐車場の有無やブースまでの距離などが重要です。
天候の影響を受けやすい場所なら、天候不良時の開催有無なども確認しておく必要があります。
まとめ

マルシェに出店する際のテーブルは、ブースの広さに合うものを選ぶ必要があります。重さや耐荷重なども確認した上で選ぶようにしましょう。テーブルだけでなく、テーブルクロスやディスプレイ什器なども用意しておけば見やすくなります。
マルシェ出店の際にはぜひHIRAKELマルシェも選択肢のひとつとしてご検討ください。
HIRAKELマルシェには日額レンタルコース(税込19,800円)と月額レンタルコース(税込138,600円)があります。レンタルアイテムは、マルシェブース、ガーランド、スタンドボード、フックボード、クリップライトと、マルシェ出店に必要な物品が一式揃っております。
おしゃれなマルシェブースを簡単に設置することができるので、ぜひお問い合わせください。


