YATAI COLUMN屋台コラム

キッチンカー

フードトラック開業に必要な準備・手続きの全て、出店場所、保険を含めて全解説

2021年04月28日 更新

2021年04月28日 公開

コロナ禍でテイクアウトの需要が増えておりフードトラック(キッチンカー)に注目が集まっています。

フードトラックの開業は、実店舗の開業と比べて開業資金、固定費がかかりません。いいことずくめで、誰でも気軽に自分だけのお店が出せる夢を叶えてくれます。

事実そうなのですが、フードトラックを開業する際には、絶対外せない手続き・手順があり、フードトラックは店舗の立地に縛られない分、独自の制約があります。

フードトラックの需要が高まっているが故に、衛生や安全基準を守らない事業者も増えているため、設備基準がより厳しくなっています。

食品衛生責任者の資格、保健所の許可が降りるフードトラック作り、出店場所の確保など、フードトラックを開業する前には様々な煩雑な手続きがあります。

そこを避けて、自分の思いや、やりたいことだけを優先させていくと思わぬ落とし穴にはまってしまうこともあります。

全ての手順をしっかり読んで、失敗のないフードトラック開業を実現してください。

1. フードトラックを置く駐車場の確保

そもそもですが、フードトラックを購入すると1台自動車が増えることになります。

そこで問題になるのは駐車場の確保です。もし、現在自家用車を所有していて、買い換えるならば問題ありません。ですが、追加で購入したり、最初の1台がフードトラックの場合は駐車場をみつけて、賃貸契約が必要です。

実店舗だと家賃ですが、フードトラックの場合は月極の駐車料金が固定費にかかります。

2. 出店場所の確保

注意!出店できる場所が埋まらなければ、商売もできない

フードトラックを開業する手順は、1番が自動車の購入、改造だと思うかもしれません。

しかし、フードトラックはまず常駐で営業できる場所を確保する必要があります。路上で無断で営業はできません。都会と郊外では出店場所に相反するメリット・デメリットがあります。

都会ではおしなべてフードトラックが営業できる場所が少なく、借りる場所の条件が厳しいものです。逆に田舎になると、営業できる場所はが多くて借りられる条件のハードルは低くなります。その反面、人の流れが少なくて採算があわないケースも出てきます。

もし、お住まいの地域に適当な出店場所が見つからない場合は、フードトラックを開業しやすい地域に引っ越すのも視野にいれるべきでしょう。

【出店場所が借りられる日数×日の売り上げ=月の売り上げ】になります。

本業の場合、出店場所が確保できないと、死活問題になるので、出店場所探しはフードトラックには絶対欠かせない要素です。

3. 仕込みできる場所の確保も忘れずに!

自治体の保健所で規定は違いますが、仕込み場所の確保も必要になります。

「自宅のキッチンで仕込んじゃ駄目なの?」

と思う方もいらっしゃるかと思いますが、仕込みの場所も保健所の許可がおりた施設でないといけません。知り合いの飲食店の厨房を間借りするケースが多いようです。

ただし、2021年の6月の食品衛生法の改正により、200㍑程度の給排水設備を備えたキッチンカーは車内での仕込みが可能になりした。

4. 食品衛生責任者の資格を取得

フードトラックを営業する場合でも、通常の飲食店と同じように食品衛生責任者の資格が必要です。とはいえ、食品衛生責任者の資格の取得は簡単です。

各自治体の食品衛生協会が主催する食品衛生責任者養成講習会を受講すれば取得できます。予約方法は各自治体で違うので気をつけてください。

また、現在はコロナ禍でソーシャルディスタンスのために、受講人数に制限があります。フードトラックを開業する計画がある人は、余裕をもって事前に取得することをおすすめします。

また講習会の受講の手続きをする際に、次のステップ5のフードトラックの設計基準の相談に行けば、二度手間にならずに住みます。

5. フードトラックを確保・営業許可がとれる車両を作る

いよいよフードトラック作りに入りますが、まずは自分はどんな料理をどう提供したいのか?を再確認してください。どんな料理を提供するか決まったら、最寄りの保健所に相談へ行くことをおすすめします。

と言うのも、各自治体で営業許可のおりる基準は違っており、2021年6月の食品衛生法の改正により、フードトラックの基準が変化することが見込まれるからです。国全体で食品衛生法の基準が変わり、各自治体の基準もあるので、その変化もケースごとに変わってきます。

「フードトラックを作りたい」と保健所に事前に相談すれば、係の人が必要な設備を教えてくれます。その上で、自分の店の場合、どんな規模の車両が適当で、どれほどの設備が必要なのかを割り出していきます。

フードトラックの給排水タンクの容量と調理の規定

フードトラックでは給排水設タンクの容量で作っていい品目数と調理工程の数が決められています。

40㍑程度  暖める、揚げる、盛り付ける簡易な調理のみ 使い捨て容器単品のみ 
80㍑程度  2工程までの簡易な調理 使い捨て容器複数品目がOK
200㍑程度 複数工程の調理 食器の使用 複数品目 車内でも仕込みがOK

以上のように、タンクの容量が大きければ大きいほど、車内でできることが増えていきます。200㍑程度になると、できることがグッと広がり、ほぼ実店舗の飲食店と同じです。その上、うどんやラーメンなどの大量の水を必要とする料理も提供できるようになります。

もし予算が許すなら、200㍑程度の容量を確保したほうが、仕込み先の手配も必要なくなり、のちの変化に対応できそうです。当然ながら、設備が大きければ大きいほど車両費、改装費は大きくなります。

自分の予算に合わせてベストの選択をしていきましょう。

車両を選んで、フードトラック作り開始

自分の作りたい料理と車両の大きさを選んだら、車両を選んで、フードトラックを作っていきます。車両は中古車を買えば安く手に入れることができます。

フードトラックを改装するのは2通りです。

・業者を探して、改装してもらう
・自分で改装する

業者に頼めば早く、間違いなく改装できますが、費用が高くつきます。自分で作れば費用は何分の一になりますが、慣れないと失敗もあり、時間もかかます。業者に発注するときには、保健所で教えてもらった設備基準を忘れずに必ず伝えましょう。

申請手続きをして、保健所の人の立ち合い検査で問題なければ、後日、営業許可書が送られてきます。

営業許可書は定期的に更新する必要があり、都道府県ごとに申請が必要

保健衛生責任社の資格は期限がなく1度取得すればずっと使えます。しかし、営業場所許可書には6年ごとに期限があり、その都度更新する必要があります。1回あたり約1万円以上費用がかかり、各都道府県ごとに申請が必要です。

「全国津々浦々をフードトラックでまわる」

という夢を抱いている人も少なくないでしょうが、県をまたぐ度に営業許可をもらうと出費がかさみます。

6. 車両保険・PL保険に入っておくことを忘れずに

フードトラックは4ナンバーや1ナンバーであれば普通車両になり、普通の保険会社で契約ができます。しかし、8ナンバーになると、一般に業務用の特殊車両扱いになり、特殊な車両の保険を扱う保険会社との契約が必要になります。

また、実店舗の飲食店と同様、万が一食中毒などの事故が起こった場合に、PL保険=生産物賠償責任保険に加入するのがおすすめです。

PL保険は、PL法製造物責任法に基づき、

・提供していた食品で食中毒が発生
・客が提供した食品で火傷したり、服が汚れたりするなど被害にあった

フードトラックでつくった生産物(料理)によってお客様が被害を受けた場合に起きた損害賠償を支払う保険です。車両保険とPL保険の加入はフードトラックで営業するために必須です。

7. ステップの中に無理な所がないか何度も見直そう

以上、6ステップを紹介しましたが、この6ステップのどれが欠けても成り立たないので、何度も行ったり来たりして検証してください。飲食店開業には想定外のトラブルがつきものです。

例えば、出店場所が持ち主の都合で使えなくなる場合も多々あります。念には念を入れて、まさかの時の対応も考えておくべきです。

特に「4.食品衛生責任者の資格を取得」は計画を立てたら早めに行動していたほうがいいでしょう。

フードトラック作りは、何よりも一番根幹の「どんな料理をどう提供するか」が大事になってきます。店の軸であるメニューがガチッと決まると、使いやすい理想のフードトラック作りに近づいていきます。

全体の流れをサラッと解説しましたが、実は、出店場所、フードトラック作り、仕込み場所の確保など1つ1つの行程が一筋縄ではいきません。特に出店場所や仕込み場所の確保は、元々飲食店経験がないかリサーチ力、交渉力が必要です。

【STAND3.0】は今までのフードトラックよりも圧倒的にローコストで開業でき、営業場所を確保でき、各種のサポートや開業後のサポートも充実しています。

煩雑な手続きをSTAND3.0にお任せして、飲食店の最大の軸のメニュー作りに集中しましょう。

まとめ

●キッチンカーの場合は、駐車料金が固定費になる
●店場所探しはフードトラックには絶対欠かせない要素
●200㍑程度の給排水設備を備えたキッチンカーは車内での仕込みが可能
●通常の飲食店と同じように食品衛生責任者の資格が必要
●営業許可書は定期的に更新する必要がある
●PL保険=生産物賠償責任保険に加入する

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